MBTI：INTP、エニアグラム：5w4

国試の1週間前だというのに性格診断なるものにはまってしまった。はまってしまった理由というのも、彼氏がなんと卒留したということでショックで泣き腫らしていたところ、気晴らしにネットサーフィンでやっていたら見つけてしまったというものだ。

MBTIという16種類の性格診断を行った。
自分のタイプはINTP。研究者に向いているようだ。
記述してある内容は、自分が幼きころから現在まで一貫してポリシーとして自分の中にある軸や規律というものがぴったりとあてられていた。その当たりっぷりというのも驚くべきものであり、「問題は解決するために存在する」というもので、常に考え続ける思考型というのはまさに私の中を渦巻いている永遠のテーマであったからだ。
このタイプはじっくり考えることを好み、またその考える範囲も枝状に際限なく広がっていくイメージだ。順序立てて整理してみたりはするものの、新しい情報が入り次第書き込んでいくので情報の蓄積は止まらない。なにより知識に触れ合う時間が至上の喜びである。私自身も理論武装が最高の武器(保身)であり、読書に没頭しすぎて現実を忘れることが多々ある。人より博識で無いと存在価値が無いとさえ思っている。実際にはもちろん経験豊富な人がほかにもたくさんいるわけで、そのために自分の行っていることが全て間違っているのではないかと失望・無気力感にさいなまれることも多い。
また、常に完璧を求めるのでプライドが高く、自分も一緒にいる人も非常に疲れるだろう。実際に自分の周りは完璧な物で固めておきたい傾向があるかもしれない。インテリアも完璧なモデルルームのような部屋を好むし、服装も雑誌に載っているものを身につけ、最高の自分を演出しようとする。しかし現実とは酷なもので、全てのものに完ぺきを求めても実現できるわけもないので、そのギャップに常に苦しんでいる。脳内では自分は完璧な存在であるはずであるという確固たる信念が怨念のように渦巻いているので、自分はモデルのような完璧な造形美を持っているはずという気持ちでいるのだが、実際には平均体重をこえている（肥えている）ので、そのような脳で選ぶ服はシンプルな服が多い。結果的にとてもスタイルが悪く見えるという悪循環を招いており、客観的にみてもとても痛々しい（早々にダイエットしなければ）
このタイプは非常に興味が局限しており、一度興味を持った者に関しては際限なくデータを集めてるのだが、新データが入るたびに脳内を書き変えて完璧なデータを作ろうとするために、いつまでたっても完成することはなく、ドツボにはまっていく典型的なオタク気質である。しかも集めたデータはアウトプットすることなく自分の中にしまっておく。しかし興味対象以外は「あっそ」「ふ～ん」「へぇ」などの言葉しか返せないほど興味が無い。また、他人に合わせようとしてもそのようなボキャブラリーしかでてこないため、愛想笑いで済ませることが多いため非常に疲れる。むしろ合わせて何の得になるのかさっぱりよくわかっていない。そもそも不機嫌になるような会合ならば行かなければ良いと考える。そうして面倒となった社会生活を避けて放っておくといつのまにか自然と引きこもりになっていたりする。実際に私も引きこもりの一歩手前というか、本当に一人でいることが大好きだ（将来的には絶対に一人でできる仕事にしたいと思っているくらいだ）。他人に干渉されることを嫌うために一人になり、また創造力も豊かなのでしばしば妄想癖に取りつかれ、夢見がちな不思議ちゃんに分類される。本人の興味は常に未来を向いており、将来どんな世界にするのか、自分はどう活躍するのかなど大局的な事柄のみに注目するために、現実の世界でやるべきことを後回しにして締め切りギリギリまで自分の大切な夢について真剣に考えていることが多いと思う。一人でも出来る仕事をコネも作りもせずに一人で考えているために、独りよがりな独立志向になりがちである。
これらの性格診断では私は必ず研究者とか教授とか、学術の方面にすすめられている。どんな性格テストでも、飽くなき探究心を満たす科学的・論理的な分野で能力を発揮するだろうと書かれている。しかし純粋な研究という意味での就職活動はもう締め切ってしまっているし、それを目指そうと思ったことは無いので、それは自分自身の興味が別のところに向いていることに他ならない。一方で探求心・科学というのは私の生きるテーマの一つでもあるので、その道にもし入っていたとしたらそれなりにうまくやっていたのかもしれない。
もう少し前にこのテストをやっていれば学生のうちに進むべき道が見えて、すんなりと適職に巡り合えたのかもしれない。でもまだまだ人生これからだ、何とかなる、とりあえずやってみようとおもうINTP型なのでした。

追伸：INTPはエニアグラム5型が多いようです。